太巻きづくりで育むもの

青空キッチン板橋校、今週のレッスンは「太巻き」と「白菜の梅こぶ茶漬け」でした!

もうすぐ節分です。毎年「2月3日」に思われている節分は固定されているわけではなく、

変わることがあります。「立春」の前日が「節分」。この立春の日がずれると節分もずれるのです。

 

節分の食べ物と言えば、今や「恵方巻」。豪華な具材が入ったものもたくさん売られていますが

自分で作ってみるというのも楽しく、より記憶に刻まれます。

細かい手指の動きで手先の感覚も豊かになります。

 

太巻き=お寿司のご飯=酢飯、お酢を使います。酸っぱい香りに幼児さんも「うわ〜!」と

いつものかわいい顔から、見たこともない!?酸っぱそうなびっくりしたような顔をします。

お寿司のご飯を作るよ!と言っても

これだけだとなんとなくおいしくなさそう、美味しいものができるの? 入れたくないな〜という反応もあります。

それが他の調味料と混ぜて「すし酢」になり、ご飯と混ぜると、「あ、お寿司のご飯!おいしそう!」となります。

「食」は、香りの変化を感じることができるのも特徴。五感に刺激を与えることで脳が活性化するので

幼児期には五感に刺激を与える実体験がとても大切です。

食、料理は五感を刺激しますが、今回の酢飯づくりは特に嗅覚に刺激を与えました。

太巻きは巻くのが難しいですよね!

幼児さんは一緒に、低学年さんは経験によりところどころ、高学年さんは一人で挑戦しました。

実は小学生でレッスン経験が長い子ほど、「太巻きを巻く」というのが難しいことを知っているので

「簡単そうに見えるけど今回は巻けるかな・・・」と不安そうでした。

が、12月にもロールケーキで巻く作業をして一人で巻けた子も多く、「自分でできた!」と達成感と自信をつけた様子でした。

 

継続して通っていたからこそ「楽しい!」というだけでなく、「自分は成長している」と感じることができたのだと思います。

 

何よりもレッスンで「作ること、食べることは楽しい」と感じてもらうことも大切にしていて

おいしいものができた、できないと思っていたことができた、

その達成感とともに自己肯定感を育むこと。

私が青空キッチンのレッスンをするときに大切にしていることです。

 

小学生は「えのきと豆腐とあおさのみそ汁」、

高学年さんは「鰆の柚子みそ焼き」を作りました。

とっても簡単なのにおいしくできました。

また来月も楽しみにしていてくださいね!

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