楽しいが入り口

青空キッチン 板橋校、今年度最初のレッスンは・・・
「きゅうりの細巻き」と「ポークピカタ」!でした。
きゅうりの細巻きは中身を加熱されているものに
アレンジしたら実際のお弁当にもぴったりなメニューです。
そして今回は幼児さんも含め、みんなの持ってきてくれたお弁当箱に詰めるまでがレッスンです!
「お弁当箱に詰める」という作業。
詰め型の方法としては、例えば「ご飯から入れる」などがありますが
今回は敢えて「こうしてね!」とは言いませんでした。
お弁当箱に詰めるという作業は
お弁当箱に対して入れるおかずの量や高さ、どのくらい入る?どうやって盛り付ける?など
実は考えることがいくつもあり、空間認識能力を養うことにもつながる作業なのです。
できたながーい細巻きは、今回5等分に切ろうね!と伝えました。
「何回切ればいいでしょう?」と聞いてみると
中には小学生で「4回!」と即答できた子がいたので、びっくりして聞いてみると
「植木算でやったの」とのことでした!
幼児さんは1、2、3、4と数えながら一緒に切った後に数えてもらうと
「5個!」と答えることができました。
「植木算」と聞くとちょっと難しそうな算数問題、勉強か・・・と感じてしまうのですが
食、料理は数字など勉強に繋がることがいっぱいあります。
勉強に繋がるけれど「勉強」と捉えるのではなく「勉強している」と実感することもなく
「楽しい」を入り口にして気がつけば自然と学びを得ている、
実体験を経て知ることができるのが料理の良さなのです。
さて、調理としては難しいところがあってもみんなとっても楽しそうに作り
出来上がるととっても嬉しそうでした!
お弁当が出来上がると「ママやパパにも食べてもらいたい!」
という子
お家の人に「しっかり食べてきていいんだよ」と言ってもらえてパクパクとしっかり食べた小学生、
中には苦手だったはずの野菜を食べることができちゃった幼児さんもいて
みんなそれぞれおいしく食べることができました。
これからも楽しいおいしいレッスンをしていきます!
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※青空キッチンのメニューやレシピは管理栄養士の先生をはじめ、幼稚園教諭、保育士の先生、本部キッズ食育トレーナーの先生が開発し、最後は子どもたちとテスト実習を経て決定されています。