手間をかけた料理じゃないとダメ?【子どもの食育】

簡単な料理だと手抜きしているような気分で罪悪感を感じる、
ということはありますか?
野菜を切っただけ、茹でただけ、肉を焼いただけ、塩を振っただけ
「食育」なんて程遠い・・・
というお母さんお父さん、自信を持ってください。
ちゃんと、できていますよ!
幼い子どもは特に素材そのものの味を知ることが大切なんです。
野菜そのものの繊細な味、甘み、うまみは特に、濃い味付けをしてしまうと
調味料の味でわからなくなってしまいます。
そして濃い味に慣れてしまうと、濃い味じゃないと物足りなくなり
塩分・糖分の摂り過ぎへとつながり、将来の健康づくりに影響を及ぼす可能性があります。
なので「薄味」を心がけられたら◎。
素材の味を感じられるような味付け、
単純に塩、醤油をかける、風味をもたせるかつお節・ごま・すりごま、海苔を活用する
暑くなっていく季節ならば、酢やレモンを使ってみる
油をオリーブオイルやごま油などの油にしてみる
などでバリエーションは作れます。
「週に1度は魚の塩焼き」と決めたとしても
魚の種類を変えれば違うメニュー。
野菜に鰹節と醤油をかけるとしても、野菜を変えれば違うメニューなんです。
少し、気がラクになりませんか?
買ったお惣菜の方が手が込んでいるし、子どもも喜ぶし自分もラク!
それも◯です。時々活用してラクしちゃいましょう。
季節の素材をシンプルに味付けして食べる
結構、贅沢なことだと思います。
もう時期も終わりますが
そら豆も、実を取り出して塩ゆでしてもいいし
さやごと焼いて火を通しても
実を取り出したら塩を軽く付けて食べる
というのも
そら豆の美味しさを感じられます。