和食文化を継承するイベント開催【小学生自由研究食育イベント】

小学生夏休み自由研究イベント「かつおぶし博士になろう」を開催しました。

こちらは青空キッチン板橋校の生徒さん、そのお友だち、またLINE公式アカウントに登録された方が

参加してくださっています。

毎年行っているこちらのイベント。

今年は「かつおぶし」。だしの他の食材も出てこない、かつおぶしのみで

とっても奥が深いけれど小学生にも楽しめる内容となりました。

「かつおぶし」は日本の伝統食材。

かつおぶしの香りを嗅いで「いい匂い!」と思えること、

まずはこれだけでも大事だと思います。

数年後の子どもたち、数十年後の『子どもたち』が「何?このにおい?」

初めて「かつおぶし」というものを見たよ、かつおぶしの香りを嗅いだよ、という反応になる

という事態も可能性が0ではないかもしれません。

そんなことにならないよう、昔から受け継がれる

日本の伝統食材を伝えていくのも食育を伝える自分の役割だと感じています。

イベントではいろいろなものを見て触って味わって

「かつおぶし削り体験」もしました。

見た目より、重労働。背の高さ、まだ力が弱い子にとっては

床で削る方が力が入ります。

私の母の世代だと「昔は削るお手伝いをさせられてたわ・・・」と懐かしそうに話す人も

少なからずいて、かつおぶし一つとっても世の中は変わって本当に便利になっているなと実感すると同時に

参加してくれたみんなにとっても、かつおぶしのパックが「ありがたいもの」に変わったと思います。

視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚。聴覚もかつおぶし削り体験だけでなく、

すべて使ってかつおぶしという食材を感じた時間。

ただ写真を見たり話を聞いたりする体験ではなく、五感をしっかり使った体験は一生残り、

さらにはその体験をほんの少しでも誰かに、世間話でも何でも伝えることができること。

日本の食文化を伝えていける一人になると信じています。

すでに家で「今日はこんなことをしたんだよ!」と話してくれた子も多かったようで うれしい!

誰かに話したくなる=新しい発見があり、面白かったと感じてくれた証拠で

家族にも和食文化について伝えてくれていることを実感でき

感謝の気持ちでいっぱいです。

ご参加、ありがとうございました!

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