幼稚園出張食育レッスン 行事食、かぼちゃ
月に1度、板橋明星幼稚園さまで、年長クラス出張食育レッスンをしています。
今回のテーマは「行事食」と「かぼちゃ」でした。
ちょうど今年は「重陽の節句」と「十五夜」が連続になったのもあり
五節句についてとお月見についてお話しました。
大人にとっても「端午の節句」は知っていても「重陽の節句」は初耳、ということはあると思います。
日本にはいろいろな行事があり、行事食があるということを
何となくでも覚えていてもらえたらと思います。
かぼちゃは夏に収穫される野菜ではありますが、
他の夏野菜と違い、収穫してすぐ食べるのではなく、追熟させてから食べると
おいしい野菜で、これからおいしく食べられるようになります。
かぼちゃを使ったり食べる行事、ハロウィンや冬至も秋、冬ですね。
いろんなかぼちゃを見て、触って、持ってみて時には香りも嗅いで
比べてみました。
硬い皮で覆われ、中には「ベタベタする!」種があり、種のまわりにはふわふわとするワタがある
硬い皮もかぼちゃの種類によってはゴツゴツしているもの、ツルツルしているものがあり
同じかぼちゃでも見た目が全く違うものもあるということに興味津々でした。
試食でかぼちゃを食べるために、ごますりをしました。
初めて、という子も多く、すりこぎを回せばいいのかな?という様子もありましたが
ちょっとだけ力を入れていくと、ごまが潰れていくよ、
と説明すると、一生懸命にすり潰していました。
ごまの香りが次第に立っていく変化を感じ「いい匂いがするー!」と嬉しそうでした。
試食ではかぼちゃは皮ごと食べました。
黄色い果肉に比べ、ちょっと硬いのですが、皮にも栄養がたっぷりなことをお話したので
みんなしっかり噛んで食べました。
かぼちゃは苦手、という子も各クラスに数人ずついたのですが
みんなペロリ。嫌いだから食べられない、残す、という子は0!でした。
かぼちゃと仲良くなれた食育レッスンでした。