子どもの料理お手伝いで大切なこと

子どもが「おりょうりしたい!と言う時は、お母さんが食事の支度で忙しい時であったりすることが多いですよね。

今はお手伝いできるメニューではない!そして一緒にやっている時間がない・・・ということがほとんどだったりもします。

ホットケーキのような最初から最後まで楽しめるメニューって、普段の食事づくりだとあまりないかもしれません。
でも、お料理のお手伝いは「最初から最後まで全部」でなくて良いです。

それじゃあ、料理が覚えられないよね?と思いますか? 

幼児さんのお手伝いは「料理を覚えるため」にしなくて良いのです。
お子さん自身が食に興味を持つこと、お母さん(家族)が喜んでくれた経験をしたというのをゴールにしてみてくださいね。
最初から最後までやらないとそれを得ることができないというわけではありません。
お手伝いをして、その食材を食べられたら食事をおいしく食べられたらOK!

例えばレタスをちぎってもらって子どもも「もっとお手伝いしたい!」と言ってるけれどもう手伝えるような作業がない・・・という場合は、わざわざお手伝いのものを作らなくてもOKです。
理由を話して、手伝ってくれてありがとう!と伝えてできればお休みの日など時間のある時にまたお手伝いしてもらってください。

子どもも1度では「料理」を覚えられません。
料理っていろんな作業がありますよね!
カレーを作るなら、野菜を洗って切るところから。
「簡単」と思われる料理もいろんな作業が組み合わさってできていますよね。野菜って洗うんだ、この道具で混ぜるんだ火はこうやってつけるんだ見て自分でやった経験を積み重ねて覚えていくので、「料理を覚える」というのをゴールとするととても遠いですね。

お母さん、家族が喜んでくれた経験は子どもにとって楽しい、嬉しい記憶となり、その食材を好きになったり食べることが楽しいということにつながり、今度それが出てきた時にお手伝いしたものでなくてもあの時食べたの、おいしかったな、また食べよう!という気持ちになります。
 幼児さんはその経験を大切にして積み重ねていきたいものです。

 お手伝いは全部やらなくて良い、と思うと、お母さんも気持ちがラクになりますよね!

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