季節の果物で幼児さんの手先を器用にする方法、小学校給食への準備
柑橘の種類が豊富な季節ですね!
酸味が少ないもの、種がないもの手で皮がむきやすいもの、薄皮も食べられるもの、子どもも食べやすい柑橘類も多いです。
まずはみかん(温州みかん、冬によく食べるみかん)の皮をむけるようになるのがはじめとしては一番良いですがもしむけるようになれば今の季節に出てきている他の柑橘も練習してみてくださいね。
皮が硬いものはなかなか難しく、むくのも食べることもイヤになってしまう、ということはあるので、外側の皮はむいてあげたら良いと思うのですが、薄皮をむいて食べる、という練習も必要です。
ついつい、食べにくいのでむいてあげる、ということもあるかもしれません。
小学校の給食では薄皮をむいて食べるものも出てくることがあります。
今までむいてもらってたのに突然出されて自分でむく、というのは難しいですよね・・・!
かじってみたり、とりあえず全部口に入れたけど口に残ってどうしよう、ということにもなるかもしれません。
薄皮をむいて食べる、という作業は手先を細かく動かすことになるので手先を器用にする練習になります。
手先を動かすことは脳の発達を促すことにつながります。
手先が器用になる遊びはたくさんありますが、食べ物でも手先の器用さを育むことができるのですよね。
がんばって指先を使った後にはおいしいものが食べられる!というところも良いですよね。
お弁当でも、つい食べやすいように喜んでくれるようにと優しさから皮をむいて入れているということがほとんどだと思います。みかんに限らずぶどうの皮をむいた状態でお弁当に入っていたという話も聞いたことがあります。
大きさが大きいから、手が汚れてランチョンマットも汚れてしまうから、お弁当の時間が限られているから食べやすいようにというのもあるかもしれませんがお子さんの成長を考えるならばそのまま入れてみてくださいね。
皮をむいてあげると食べるけれどむかないと食べないからという場合は、まずは家で1個でも自分でむいて食べられたらわかりやすく大いに褒める!作戦で。
おいしいよね!と一緒に食べて喜びを共有できるといいですね。
お母さんが喜んでくれる、褒められた、その嬉しい気持ちが次もやってみよう、につながります。
1個だけ食べてもういい、となったら1個で食べるのもおしまい、でいいです。1個できたのだから2個めもやりなよ! となるとやる気を失い、それこそ嫌いになってしまうことがあります。
家族が食べているのを普段見ていても案外むき方がわからない場合があるので教えてくださいね。
季節の果物を親子で楽しめますように。