食事中に子どもの左手が出てない、肘をつく、どうしたらいい?
子どもの食事の際に困っていること、好き嫌いももちろんあると思いますが左手が出てなかったり肘をついて食べていたりと食事のマナーの部分も気になっている、ということはないですか?
子どもには正しいマナーを身につけてほしい、というのは当然の気持ちですし、今でも、近い将来でも家族以外の人と食べた時に不快な思いをさせないように恥ずかしい思いをしないように最低限のマナーは身につけておく、ということはしておきたいですよね。
「恥ずかしい思い」を本人がしないようにと思う反面、実は一緒にいるお母さんやお父さんの方が「恥ずかしい思い」をしないようにというためであったり、そして本人が特に「恥ずかしい」と思わないから注意してもなかなかやめられない、ということもありますよね。
日本ではご飯は左、汁物は右に置くくちゃくちゃ音を立てないで食べる肘をつかない、片手でお箸を持ち片手で器を持って食べる(持たなくて良いお皿もありますが)というマナー、ルールは何も言ってないのに突然できるようになったらすばらしいですが・・・・
もし言った覚えがないのに、自分の子はできてる!というのがあるとしたら、幼稚園保育園で教わったのもあるでしょうしお母さんお父さんが普段からしていてそれをお子さんが注意深く見ていて身についた、と言う子もまれにいると思いますが大人が普段気をつけていても、そんなルールがあるとはわからないのが子どもですよね。
例えばお味噌汁とご飯の位置など教えたその日その時から身につく、ということもあるかもしれませんがマナー、ルールについては日頃から繰り返し伝える、ということも大切です。
逆に言うと「子どもだから仕方ないよね」で放っておいて大人になってから直そうとしても幼い頃からずっとやってきたことを直すのはとても大変です。
ではどう伝えるか?ですが、どうしても「左手は添えて!」とか「肘をつかない!」と注意しがちになります。
注意してその場は直るかもしれませんが気がつくとまた元に戻っている・・・ということがありますよね。
で、もうこの食事だけで2回も3回も言ってるのに・・・と小言も多くなり、きつい言い方になるということもあると思います。
どうしても、悪いところやマイナスなところって目についてしまいそこを直そうとか何とか練習して補おうとしてしまいがちです。
でもやっぱり子どもには特にできているところに目を向けたいところです。
最初から手がだらんとなっていたら最初は「左手を添えようね、ご飯の器を持とうね」と声をかけ、ちょっとでもできているタイミングを見て
「器を持って食べているね!カッコいい!」と褒めてあげてください。
できていないことを注意するよりできていることに注目して褒める方がずっとやる気がアップするし効果的です。
何度褒めてもいいんですよ。
さっき褒めたから〜と大人は思いがちですができていたらその都度褒めていいんです。
これがいいことなんだ、と子どもも学びますし、続けてやってみよう、という気になりますよ。