好き嫌いは大人の思い込みということもある

自分の子どもは毎日一緒に過ごしているので、好きなもの・嫌いなものを熟知していると思います。
これは苦手で食べないから買わないでおこう、出さないでおこう、と思うことはありますよね。

でも案外突然好きとか食べたいと言い出すことがあるかと思います。
もしくはどこか別の場所で出た時に美味しいと言って食べていたり、ということもあるかもしれません。

給食で出てきていていつのまにか食べるようになっていたということもあるかもしれません。
嫌いなものがあっても永遠に嫌いなわけではないのです。大人の方の思い込み、ということがあるのです。

幼い時にいろいろな味を経験することで味覚は広がります。
食べる機会を作ってみてくださいね。

と書いている私もこの夏、自分の子どもに食べられるようになったんだ! え?好きだったの?と驚いた経験があります。

それはジェノベーゼのパスタ。
バジルはきらいだと思っていました。
好きじゃないと言っていたし、でも私が食べたくなることがあるので使うことはあったのですが、食卓に出してもバジル以外を食べていました。
取り除けないときは仕方なく食べてました。

ある日、お昼はパスタにしようと思い、念の為何がいいかを聞いたら「ジェノベーゼ」の名前は思い出せず、「なんか、緑でバジルのソースのやつ」と言いました。
まさかバジルが主役のこのパスタが食べたいと言うなんて思ってなかったのです。しかもその時はレッスンで余ったバジルがたくさんあったので、作れるかも・・・といった状況でした。
チーズやにんにくはあるけれど松の実はさすがにないので、アーモンドパウダーを代用しました。
「そうそう、こういうの」と言って美味しそうに食べているのを見て「へぇぇぇ」と驚いてみてました。ジェノベーゼソース自体も私が食べたくて作ったことは何度かはありますが、子どもはあまり好きではなかった記憶。だからここ1〜2年作ってなかったかもしれません。

私の思い込みだったのですね。子どもがこれを好きだったらいいのになと思うもの、嫌いだから出さなかったものしばらく作ってないかも・・・というものがあったら出してみてくださいね。

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