サンドイッチづくりは奥が深い
青空キッチン 板橋校、今週のレッスンは「サンドイッチ(BLT、卵サラダ)」でした。
サンドイッチはバターを塗るというところから、具の用意、挟む、切るというように
大人なら流れるようにできそうなイメージかもしれませんが、
流れるように作れるようになるには実は経験が必要です。
幼児さんにとっては、「バターを塗る」ということが初めて、という子もいます。
バターをパン全体的に塗り広げる、ということも実は手の力の加減が必要な作業で、経験が少なかったり、年齢的に幼児さんにとってはなかなか難しいことも多いです。幼児期にそういった手の力の加減が必要な作業を積み重ねることで、感覚が豊かになり、食べ物でないモノづくりや生活に活かされることがあります。
バターを塗る理由についてはみんなに説明しているのですが、小学生はこれまでもレッスンで、最近ではドレッシングを作った時に水と油の関係についてお話ししたのですが、今回バターを塗る理由を説明するとストンと理解できたのを感じました。「全体に塗り広げる」必要性も感じて塗ることができました。
バターを塗るのはおいしくなるからだけではないのですよね。
レタスは小さくちぎった方がいいのか、大きくちぎった方がいいのか
具はどこに置くといいのか、どのくらいの量を入れると作りやすいのか食べやすいのか
切る時はどんなふうに切ると切りやすいのか、崩れにくいのか、ぺしゃんとならずに切れるのか
断面はどんな見え方をするのか
やってみて、経験したことにより、知ることがあります。
板橋校の高学年さんは料理経験の長い子が多いので「卵サラダをパンにのせよう!」というだけで
自然と端まで塗っているのを見てさすが!と驚いてしまいました。
BLTサンドのベーコンは「カリカリにしたい!」というクラスがあり、おいしそうなカリカリになったけれど、ふわふわのサンドイッチ用のパンに挟んで切ろうとするとなかなか難しいー!ということもあり、また学びと経験が増えたようでした。
小学生は「フルーツオレ」を作りました。サンドイッチと栄養的にも好相性です。
「カフェオレ」「いちごオレ」の「オレ」。なんとなく言ったり見たりしていたけれど、「そういうことだったのか!」とあらためて知ることにより、今度お店で見た時に家族や友だちにお話しできるかもしれませんね。
高学年は「ごまおさつ」。まちがいなく美味しいサイドメニューです。
栄養バランスのよいサンドイッチメニュー。
工程がいろいろある分、学ぶこともそれだけ多くなります。
働きかけることによって、より楽しんで料理ができるようになる。
考えて結果を見て知って学ぶ。
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