日本の伝統の行事食を伝えるレッスン

青空キッチン板橋校 今週のレッスンは「関東風雑煮」でした。
お雑煮は社会人になってからもしばらく家のお雑煮を普通に「こういうもの」と思って食べていましたが、
住んでいる地域や、作ってくれる人の出身地で食べているものはかなり違う、ということを知ったときは
驚きましたし、今はキッズ食育トレーナー養成講座でどんなお雑煮を食べていますか?と聞くのも楽しく感じます。
小学生レッスンでは、去年からの継続の子がほとんど。
去年は関西風雑煮を作ったね! あー丸いお餅を使ったよね、
など思い出したようです。レッスン場所にある、全国お雑煮マップが書いてある本を見て
「いくらが入ってるー!」「これ食べてみたいな」など
お雑煮は全部同じではない、ということを感じられたと思います。
お雑煮はだしを取るところから始めました!
今年度もだしを何度か取りましたが、昆布を見てワカメ!とつい言ってしまう幼児さんもいます。海の中に生えているものですし、よく似てますよね!
かつお節を入れるといい香り〜!
かつお節のまま食べたい!と言う子もいます。
この香りがいい香りと思えたら◎です。
野菜もしっかり入る関東風雑煮。
人参は花型に抜いて特別感アップです!
小学生は「簡単錦卵」。
簡単なのですが、作業は小学生にとっては力が要りますし、根気も必要でした。
みんな頑張りました!
頑張ってできた錦玉子は、とってもおいしくて最後にこんなコメントをホワイトボードに書いた子もいましたよ♪
どうしてこんな見た目になるの?
どうしておせちにこれを入れるの?
小学生はおせちの具材の意味も知りました。
高学年さんは何年も通っている子がいるので、去年、2年前に作ったおせちの具はこんな意味があったな・・・
気づけばおせちの具材もいろいろ作ったこと、
それぞれに意味があったことを思い出すことができました。
家でおせちを食べる機会があったら、これってこんな意味があるんだよ!
とぜひ披露してもらいたいなと思います。
大切にしたい日本の行事と行事食。
まず知るところから。そしてそれを人に伝えていくこと。
そうして日本の伝統行事を大切にして未来へ繋いでもらいたいと願っています。
今年も一年、ありがとうございました。
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