子どもが自ら散らかった粉をきれいに集めたくなる調理道具とは

スケッパー使い方

子どもの食育スクール、青空キッチンでは様々な料理を作ります。

調理道具もメニューに合わせて使うので、様々な調理道具を使います。

基本的にはどの家にもある道具を使いますが、フードプロセッサーやミキサーなども使うことがあります。

どの道具も「やってみたい!」とみんなやる気満々です。

 

青空キッチン(板橋校)の子どもたちに人気の調理道具。

「スケッパー」が挙げられます。

スケッパー

「スケッパー」の他「スクレッパー」「ドレッジ」とも呼ばれます。

パンやお菓子づくりに使う道具ですね。

生地を切り分けたりするのに便利な道具ですし、以前メロンパンレッスンの時は生地を分ける他、メロンパンの網目模様をつけるために使いました。

スケッパーの使い方 幼児さんでも上手に使っています!

スケッパー

自宅にも樹脂製(プラスチック)のもの(左)とステンレス製(右)のものを持っていますが、おすすめは樹脂製のもので、左の形のもの。

もちろん、ステンレス製のものはステンレス製のもので良さはあります。

樹脂製のスケッパーは直線の部分で生地を切り分ける他、丸い部分があり、また素材が少し弾力性があることからボウルにこびりついた粉なども落としやすいところが、おすすめするポイントの一つ。

 

他に板状になるものを小分けして冷凍したいときに袋の上から押して切り目を付けられます。

↑おにぎりの具として鯖のそぼろ煮を1個分ずつ分けてます。

このあたりは包丁の背でもできますね。

 

他には、お菓子やパンを作る時以外にはパウチタイプのものなどを無駄なく使えるよう寄せるために使います。

スケッパー使い方

この作業はステンレスのタイプでも良いのですが、袋によりちょっと切れてしまうかも、という心配があり、その点樹脂製のものだと安心して力を入れて寄せられます。

 

 

 

 

子どもとの料理をする際、大変だなと思うことはいろいろありますよね。

子どもが料理しやすいようにキッチンの準備を整えておく、というところから始めるのが疲れてしまう、というところもあると思います。

子どもと一緒に料理をするととても散らかります。手先の器用さや力の強さ、加減の仕方は大人ほど身についてません。

準備からその後片付け、自分ひとりで作った方がラクだと思ってしまうのは当然です。

特に粉を扱うものは子どもが喜ぶ反面、とても散らかります。

子どもの料理

青空キッチンではもちろん、散らかさないようにする方法も教えますが、それでも一生懸命作るあまり散らかしてしまうことはあります。

これを片付けることまで考えると家ではちょっと子どもと一緒に料理をするのはつらいな・・・と感じるお母さんお父さんのために青空キッチンはあるので、任せてくださいね。

 

青空キッチンではみんなが作業台に粉や液体をこぼすことがたくさんあります。

ちょっとなら布巾で拭くだけなのですが、ちょっと量が多いなという場合、私がよく使うのがスケッパー。

元々生地を切る他に集めてすくう、ということがしやすい道具です。

直線部分が長く面が広いので集めやすいのです。

これがステンレス製だと作業台を傷つけてしまうのですが、樹脂製だと傷をつけずに集められます。

作業台にたくさんこぼれてしまった時は樹脂製のスケッパーでよく集めているのをみんな見ています。

だから、自分が、誰かが粉などたくさんこぼしてしまった時は「あれ貸して!」と言ってみんな集めたがります。

スケッパー使い方

きれいになるのが楽しい道具です。みんな使いたがります。

樹脂製だと軽いので子どもも持ちやすく、もちろん振り回せば危険で、その部分は大人が教えることが必要ですが例えば落としてしまったときに角が足に当たってしまう、ということがあった場合、ステンレス製のものより怪我もある程度防げるところも良い部分です。

粉が散らばるな、と思えば自分できれいに粉を集める習慣がつくと一緒に料理をする大人もラクに、少し気軽に一緒に料理ができるようになるかもしれません。

1枚あるとお母さんも便利。おすすめの調理道具でした。

 

 

 

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