友だちと一緒の料理の習い事だから自分で頑張って作れる【青空キッチン】
今週の青空キッチン板橋校のレッスンは「カレーコロッケ」。
小学生レッスンでは、「ニラとしめじの味噌汁」、高学年レッスンでは「わかめご飯」を作りました。
手軽に買えて身近な存在でもあるコロッケですがどうやって作るのかを知ることができるレッスンです。
コロッケはなかなか高度な料理ですよね。
揚げ物、という時点でハードルは高いのですが、ただじゃがいもに衣を付けるわけではなく、中のタネを作るのにも手間がかかります。
玉ねぎのみじん切り。今年度入会したお友だちは初めての作業、継続のお友だちは「あれね!」と手慣れたものです!
目が痛い、と言ってはいるものの、今回はみんな嫌がることがなく、楽しそうに切っていました。
切る、炒める、味付けする、成形する、というところまでやってもまだ出来上がりませんが、次第に食べたことのあるものになっていく姿を見て、飽きるどころかワクワクしているみんなです。
みんなで10数えて待ってます!
成形する、という作業も簡単に見えて難しいところです。ひき肉や小麦粉の生地を成形するのとは違い、お団子のように丸めようとしてもポロポロと崩れてしまうのです・・・!しかも持ったときに割れにくい形を作る、というのもポイントです。
やっと固めたコロッケのタネは衣を付けます。
そこでも形や持ち方によってポロッと崩れてしまうこともあります。幼児さんだと心が折れそうなこともあります。
家だったら「もうやらない!」となるかもしれません。でもここは習い事の場、お料理する場所。お友だちも頑張って作っているし、自分が作らないからと言って作ってくれるお母さんやお父さんもいません。
タネは崩れてもくっつきます! 大丈夫、できるよ!今度はこうやって持ってみようか?と言ってみたり、一緒にやってみたりと、みんな最後は自分で作り上げることができました。
小学生も割れてしまう子はヒントを出しながら、試行錯誤しながら衣を付けることができました。さらにみんなも両手をうまく使って手がコロッケになってしまわないような衣の付け方を実践しました。
そこまでがんばってやっと揚げる作業です。熱い油は怖いですね。どんなことに注意するのかをお話した後に揚げました。
こんがりときつね色になったコロッケは世界一おいしいコロッケだったと思います。
自分だけでなく、家族にも食べてもらいたいな、という気持ちも膨らんでいたようです。
「形をつくる」作業一つとっても、材料が違えば扱い方、手の力の入れ方が変わります。いろいろなものを触って成形するという経験を重ねていくことで子どもの手先の感覚を豊かにすることができます。
「料理を習う」ことだけではない学びがあり、講師も「料理を教える」だけではなく、五感を使い、子どもの体や心の成長に必要なことを意識的に働きかけてレッスンをするのが子どもの食育スクール、青空キッチンです。
青空キッチン板橋校は現在満席です。キャンセル待ちを受け付けています。
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