五感をフル活用フォカッチャレッスン【青空キッチン】
今週の青空キッチン 板橋校のレッスンは「フォカッチャ」でした。
おいしい焼き立てを食べるために、こねる作業を頑張りました。
最初は手にベタベタつくけど、だんだんつかなくなるからがんばってこねようね、とお話ししていても、順番でこねているので、待っている間はどうしようもなく「早く手を洗いたい!」と気持ちでいっぱいになるみんなです。
今洗ったら、パンの生地が水と一緒に流れていってパンが小さくなっちゃうから、このままこねているお友だちが10回こねる終わるまで待っていようね!と言うと、たくさん食べたい、家族と食べたい気持ちでがんばって待つことができました。
サラサラの粉だったものがポロポロ、手はベタベタの状態から一生懸命こねていくとだんだんと「粘土みたい」になる様子を実感していきました。
弾力が出て力も要ります。
小学生で大きくなってくると、力強くこねることができているのが生地を見るとわかります。
「先生見て!手がきれいになったよ!」と報告してくれる子もいました。
ドライイーストは見るのが初めて!という子は、じっと観察し、匂いを嗅ぐと驚いた様子でした。
それが入れて他の材料とこねていくと香りが変化し、おいしい香りへと変化していくというのは不思議なものですね。
スクランブルエッグも、様子が変わる楽しいメニュー。「自分で作ったりしてるよ」という小学生もちらほら。
卵を割る作業から混ぜて火にかけて固まっていく様子を見るのも楽しい作業です。
小学生はマンゴーラッシー。「ビールみたい!?」な見た目にするために集中して注いでいました。
高学年さんはさらに「手作りカッテージチーズサラダ」。
実験のように楽しい料理です。青空キッチンの中では最もお兄さんお姉さんのクラスである高学年クラスですが、カッテージチーズができる工程は思わず「わぁぁ!」と声に出てしまうほど楽しそうでした。
とある高学年レッスンではできたカッテージチーズサラダを見て
「なんか赤がほしいよね、トマトとか」などと彩りを自然と考えている様子も見られました。
その後ケチャップをかけるスクランブルエッグを作って盛り付けることにはなっていたのですが、もう数年青空キッチンに通っているお姉さんたち。そういった気づきができるようになっていて感動しました・・・!
幼児さんから小学生の子たちの焼きたてのフォカッチャを見るキラキラした目、マンゴーラッシーがきれいにできた!と嬉しそうな表情、カッテージチーズを作っている時のワクワクした様子。
みんなのいきいきとした顔を見ることができて、私も幸せな気持ちになりました。
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