板橋明星幼稚園さま年長さん出張食育レッスン「米」
板橋明星幼稚園さまで、月1回年長さん食育レッスンを行っています。
今月のテーマは「米」。
年長さんは5月に茨城へ田植えに行っています。
そこから農家さんが大切に大切に育ててくれた稲やお米が届きました。
送ってくれた稲を、幼稚園では昔の脱穀機を使って親子で脱穀体験をできる行事があります。
先生が足で踏んで回してくれています。
もみと穂に分かれました。
食育レッスンではお米がご飯になり
食べられるところまでを体験できます。
機械でできるようにはなったものの
いつもの「お米」になるまでも手間がかかります。
田植えをする前、田植えをした後
どんな手間がかかっているのかをお話ししました。
いつもおいしく食べている「お米」は
どれも大変な思いをして育ててくれているから食べられることを
思い出しながら食べられるといいですね。
もみ、玄米、白米
形も色も変わっていくこと、いつも食べている「お米」は
よく見るとただ長い丸でないことも観察するとわかります。
お米は目の前で鍋で炊きました。
「ぶくぶくいってるー!」
鍋の様子を見るのは楽しそうでした。
お米がどんなふうに変化していくかも見ることができました。
幼児期は素材そのものの味も味わう機会があるということも大切です。
おにぎりではお米のおいしさを味わいました。
ご飯はよく噛むとお米の優しい甘みを感じることができます。
砂糖のようにわかりやすい甘みではありません。
塩やふりかけをかけなくても「おいしい!」の声があふれていました。
もちろんみんな完食です。
「いただきます」
命をいただくこと、口に入るまでたくさんの手間、人が関わって食べられること
ついつい忘れがちになってしまいますが
こういった機会で思い出してもらえると嬉しいです!