簡単おやつでも食育スクールだからこそ

青空キッチン 板橋校、今週のレッスンは「チョコパイ」でした。

年明けからもみんなのワクワクが止まらないおやつメニューです。

みんなもよく知ってるあのお菓子にも似たお菓子です。

簡単なお菓子ではありますが、そこには隠された学びポイントもある

メニューになります。

 

今回は抜き型もいつもより多く用意しました。

いろんな形を試してみたい!　この形は初めてだからやってみたい!

選んで抜く作業も楽しいところです。

好きなところに好きな形を置いて抜いていくと

1人分の材料は決まっていて使えるパイシートの生地の大きさも決まっているので

隙間が多くなってしまい、抜いた個数も「これだけ?」と

少なくなってしまうこともあります。

残った生地ももちろん焼くし、残った生地で不思議な形をした大きいパイが焼けて

それはそれで、それでも大満足なおやつになるのですが

どうしたらたくさん型で抜けるかな?

と声をかけてみると、詰めて抜けばたくさんできるということを発見し

残ったこの隙間の大きさだとこの型で抜けるかな?

などと空間認識能力の基礎になる部分を育てることができます。

 

また、いろんな形ができていって楽しい!ということもありますが

型で抜きながらこの形は誰にあげたいな、など人を想う気持ちも広がっている子もいました。

でも作っていざ試食となるとおいしくて、あげるつもりだったけど

その形も食べちゃった!という子もいてかわいかったです。

小学生は「カモミールティー」を入れました。

いろんなお茶・飲み物を作ってきた小学生。今回はハーブティーです。

元の花、「お茶」として乾燥した花。

お茶としての初めての香りにちょっとした衝撃を受ける子もいました。

いろんな香り、味わい。レッスンでは経験することができます。

お茶の淹れ方もみんなバッチリでした。

高学年さんは「抹茶チョコ大福」。

扱いがちょっと難しい生地。

でもさすが高学年さん。たとえ1個めが思うよりうまくできなかったとしても

その経験、またこれまでの経験をちゃんと活かして作ることができ、

とってもおいしそうに仕上げることができました。

私もとても感心しました。

小学生のワークでは「食選力」についても取り組みました。

おいしいおやつを作るからこその内容でもあります。

青空キッチンのレッスンではこの「食選力」も身につけてほしいという願いがあり

お話しています。

学年・経験を重ねるにつれて、伝わっている・理解していることを私も感じることができました。

 

 

今年度もパイシートを使ったおいしいメニューがいくつか登場しました。

家でも作ってみようかな?と思えるものばかりで、実際に幼児さんも

「家に帰ってまた作るー!」という子も多かったメニューでした。

パイシートで作るおやつ、アレンジもきっと楽しいと思いますので

やってみてくださいね。

青空キッチン板橋校についてのご案内はこちらからご覧ください。