感謝の心を少しずつ、好き嫌いも少しずつ
青空キッチン 板橋校、今週のレッスンは「エビチリ風」!
子どもも食べられる辛くないエビチリです。
エビはむきえびも売られていて簡単に調理することもできますが
今回は殻付きエビを処理するところから始めました。
今回調理した生のエビは加熱した時と違い
色も赤くはない、匂いも違う、触るとなんだかぬるっとする
初めての場合は特に、いい気持ちはしないでしょうし
気持ちが悪い、怖い、と思うことがあると思います。
調理として使ったエビは無頭エビでしたが、幼児さんは有頭エビも見ました。
頭が付いていると食べ物ではなく、より生き物だということを実感します。
生徒さんによっては「かわいそう」という言葉も出てきます。
かわいそうだから食べない、ということではなく
野菜だってエビだって生きていたものをいただくから
感謝しながら料理をして、食べることが大切なんだよ、と伝えました。
ピンとこないこともあると思いますが、青空キッチンは1度きりの単発レッスンではなく、
継続して料理をするレッスンなので、少しずつ伝えていきたいと思います。
殻をむいて、背わたを取って・・・と過去にもエビの処理をしましたが
ちょっと違う背わたの取り方をしました。
いずれにせよ、普段エビが好きで食べている子も、
「エビって食べるまでが大変・・・」ということを知ることができます。
大変なことを誰かがしてくれている、
ということに気づき、感謝することにつなげたいという思いがあります。
何年も継続している小学生は、久しぶりのエビでしたが
なんかやったことがあったな、という記憶もありつつ
調理していたようです。
小学生は「ニラ玉スープ」も作りました。
簡単にさっとできるスープですし、組み合わせることにより
野菜も摂ることができます!
高学年さんは「豆苗ともやしの中華和え」。
豆苗が初めて、という子はどんな味かな・・・食べられるかな・・・
と不安になりながらも、カニカマが入っていて美味しい!と
言って完食していました。
味付けもおいしいのですよ♪
※青空キッチンメニューやレシピは管理栄養士の先生をはじめ、幼稚園教諭、保育士の先生、本部キッズ食育トレーナーの先生が開発し、最後は子どもたちとテスト実習を経て決定されています。
エビは幼児さんで苦手な子がわりと多かったのですが、(モリモリ食べていた子もいます)
苦手という子も少しだけは口にすることができました。
エビはムリ!でも、ケチャップが苦手!でもソースにもエビの旨みが出ていて
おいしく感じられたり、食べられた!という経験ができています。
少しずつ経験して美味しいと思えるようになりますし
苦手だったとしても、食べられるようになっていきます。
幼児期の今は避けるのではなくいろいろと楽しい思いとともに経験することが大切です。
「楽しい」と思えるレッスンにしていきたいと思います。
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