好き嫌い克服、決めつけないところから
※青空キッチンのレッスンのことはこちらでも同じ内容のものを書いていますが、アメブロの方でも、レシピのご紹介、子どもの食育のお話他、普段のことのお話しなどを書いています。
→ 「こどものうちから伝えたい 心と身体をつくる 食育と料理」
特に幼児さんのお子さんに食べないもの、嫌いなものがある、と感じた場合
「◯◯ちゃんこれ嫌いだもんね」
という言葉がけ。もししていたらぐっと飲み込んでみましょう。
お子さんとは毎食のように一緒に食事をしているので、お母さんもお父さんもお子さんの好き嫌いを熟知していると思います。
ですので、「これは食べないな」というものもわかっているのでついついそんなことを言ってしまいがちになります。
「これ嫌いだもんね」
「◯◯ちゃんこれ食べないもんね」
という言葉は実はある意味、魔法(呪い?)をかけてしまいます。
自分はこれが嫌い、これはおいしくないものだから食べない、食べたくない食べられない
という意識を大人の言葉がけによって植え付けてしまっている可能性があります。
同様に大人の方の好き嫌いで「これおいしくないんだよねー」と言ってしまうことにより、
例えばそれを言っている人が大好きなお母さんお父さんの発言だったとしたら
やっぱり「これっておいしくないんだ」と思ってしまう可能性があります。
子どもは気分で食べないこともあるので心の中で嫌いなのかな?と思う程度にしておきましょう。
食べてほしい!と思うようだったらひと口、口に入れて噛んで飲み込めたら「褒める」。
もし、ペッと出してしまったら「もおぉ〜!」と言いたくなりますが、チャレンジできたことを褒めてあげてくださいね。
あとは一緒に食べる人がそれをおいしそうに食べているところを見せたり、もしそれを食べられたらお母さんやお父さんは嬉しい、ということを伝えてもいいですね。
お子さんも大好きなお母さんお父さんを喜ばせたい、という気持ちがあるのですよ。
というわけで好き嫌い克服の第一歩。
「大人が決めつけない」。
ここから始めましょう。